薬局における一瞬の患者とのやり取りの中で
できるだけ多くの情報を引き出そうとする。
そうした情報の積み重ねにより、患者像を把握していく。
少しずつ全体像が見えてきたら、その患者全体のアウトカムを
想像してみる。
本当に必要な治療は何なのか。
それは現在のQOL悪化にも影響しないものか。
どのような介入も死亡は減らさない。先延ばしするだけだ。
たとえ将来的リスクが減ったとしても
現在のQOLが著しく低下するものは
最善の医療から遠ざかる。
ただ、代替療法がある限りは
どんなに小さなリスクも臨床に反映させるべき。
この薬が有効とか、副作用があるから、とか
そんな議論にはあまり意味がない。
どのくらいか。。という程度が大切だとEBMから学んだ。
今現在考えられる最良の医療を模索する時
やはり重要なのはその患者自身のことをよく知ること。
難しいかもしれないが、しっかり患者と向き合いたい。
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